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ホーチミン、Kenh Te橋拡幅工事で渋滞深刻化
<ホーチミン7区と4区を結ぶKenh Te橋で発生した交通渋滞の様子>
Kenh Te橋では拡幅工事のために資材が置かれており、全長763メートル程度の短い橋だが地元住民の悩みの種となっている。
拡張工事の影響で通勤時間には橋を渡るのに30分~1時間かかることもあるという。
苦難を強いられている地元住民はKenh Te橋を「街最長の橋」と呼んでいる。
渋滞はKenh Te橋だけに留まらず、橋が繋ぐNguyen Huu Tho通りとKhanh Hoi通りにも発生している。
交通警察が動員され、交通整備を行っているが徒労に終わるだろう。
橋の幅を15.1メートルから16.5メートルに広げるため2018年5月から開始された拡幅工事は2019年7月に完了する見込みだ。
拡幅工事完了までは毎日発生するラッシュアワーの渋滞が解消されることは無いだろう。
<Kenh Te橋へと続くホーチミン7区のNguyen Huu Tho通りで数え切れない程の渋滞が発生している様子>
拡幅工事が始まる前からKenh Te橋は渋滞が発生する場所だったという。工事は渋滞問題を解決するために開始されたものだが、現状、渋滞を悪化させている。
ホーチミン市都市インフラプロジェクト管理委員会副委員長であるNguyen Vinh Ninh氏は拡幅工事が完了したとしても、ある程度の渋滞の緩和しか見込めないと語る。
「この地域の渋滞を根絶するためには新しい橋の建設が不可欠である」と同氏は続ける。
<拡幅工事の作業の様子>
ホーチミン市とメコンデルタの接続性を向上させるため、1906年に掘られたテ運河によって4区と7区は分断されている。
運河を越え、4区と7区を繋ぐために建設された3つの橋の1つがKenh Te橋だ。
3つの橋のうち残りの2つはTan Thuan橋とTan Thuan 2橋だ。
7区の人口は急増し、多数の集合住宅が建設されているため、地元の交通インフラには大きな負荷がかかっている。
関係各局はKenh Te 2橋の建設を検討しているが、計画は進んでいないという。
出典:tuoitrenews
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