おすすめのプロモーション
比系AboitizPower、ベトナムの風力発電所を約48億円で買収
<ニントゥアン省にある風力発電施設(写真提供:Photo by Shutterstock/Nguyen Quang Ngoc Tonkin)>
風力発電を所有しているMekong Wind Pteを4600ドル(約48億円)で買収契約を結んだ。23日、フィリピンの大手エネルギー会社のAboitizPowerは、子会社を通じて、風力発電を所有しているMekong Wind Pteを4600万ドル(約48億円)で買収する契約を結んだ。
今年の第4四半期には、Mekong Wind Pteの全面譲渡が行われるという。
Mekong Wind Pteは以前、シンガポールを拠点にするArmstrong Southeast Asia Clean Energy Fundが親会社だったという。Armstrong Southeast Asia Clean Energy Fundはニントゥアン省にあるJSC Dam Nai 風力発電所の99%を所有しており、39.4メガワットの発電をしている。
AboitizPowerはニントゥアン省がベトナムの中でも風力発電にもっとも適した場所だと声明を発表している。
「2017年後半に商業的な稼働を開始したDam Nai 風力発電所はベトナムで初めてオンライン化を実現した風力発電プロジェクトだ。」とAboitizPowerの声明で書かれている。
AboitizPowerのEmmanuel Rubio代表取締役社長は、「フィリピン以外の市場に参入することとベトナムの発電部門に我々の経験を提供できることを楽しみにしている」と語った。
ビジネス情報企業FiinGroupが行なった、ベトナムにおける再生可能エネルギー2018の報告書によると、ベトナムの風力発電所の発電量は189.2メガワットだったという。
ベトナム2030年を見据えた2011年~2020年までの電力開発計画では、2020年までに国内電力生産を現在より800メガワットまたは0.8%引き上げることを目標にしている。
関連記事
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。