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日系アパレル「スプライト」、地場シューズ大手を買収
<バスカラの店内で販売されている靴とバック(写真提供:Photo courtesy of Vascara.)>
日系アパレルメーカー「ストライプインターナショナル」は、Vascara(バスカラ)のブランドを展開するベトナムの大手シューズ・バッグメーカー「グローバル・ファッション・トレーディング(以下、GFT社)」を買収したという。
GFT社のLe Canh Bich Hanh社長は、ストライプインターナショナルはバスカラを買収したが、現時点では戦略的助言だけを行うと語った。
買収価格に関しては未公表だ
また、GFT社のLe Canh Bich Hanh社長は、「ストライプインターナショナルの持つ経験は我々がより高品質な製品を展開し、急速に成長し、ベトナム全国にいるより多くの女性に製品を届けることができるようになることに繋がる。バスカラの店舗数は毎年2倍に増え、134店舗まで拡大している。」と語った。
ストライプインターナショナル傘下のストライプサイゴンの社長である張替勉氏は特にシューズとバッグなどのベトナムのファッション市場には多くの潜在性があると語った。
2007年に設立されたバスカラの購入件数は昨年150万件を超えた。
1994年設立のストライプインターナショナルは20のブランドを展開しているという。
ストライプインターナショナルはファッションに力を入れているものの、レストランやホテル業にも事業を拡大している。
バスカラの買収により、ストライプインターナショナル社の総店舗数は1400を超えた。
ストライプインターナショナルは2017年にも、NEMというファッションブランドを買収している。
ベトナム皮革・履物協会(LEFASO)によると、レザー、フットウェア部門は年間9.7%の経済成長をしているという。
国内の90%以上の製品が輸出されている。
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