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ベトジェット着陸失敗事故、パイロットの免許停止 CAも一時停職
<写真:VnExpress>
14日にホーチミン・タンソンニャット国際空港で発生したベトジェット航空の着陸失敗事故で、事故を起こした便の機長と副操縦士の免許が一時停止された。また、同便に乗務していた客室乗務員6人についても一時停職が発表された。
ベトナム航空局(CAAV)がこの発表をしたが、操縦士と客室乗務員の名前や国籍は公表されていない。
ベトナム航空局(CAAV)は14日に発生したベトジェット航空の事故を受け、事故原因の調査を開始した。
ベトナム航空局は事故調査チームを結成し、機体の乗務員や関連機関との協力を得て、航空機の飛行状況を記録したブラックボックスを解析し、事故の詳しい原因特定に向けて調査を進めているという。
ブラックボックスとは、機体の操作や実際の動きを記録する装置で、多くの旅客機に搭載されており、航空事故の原因調査に大きな役割を持つ。
機体の状態を常に記録しており、万が一の事故が起こった場合にも事故以前の機体がどのような状況だったのかを知ることができるという。
事故は14日正午頃発生し、その後滑走路が封鎖されていたが、18時頃に滑走路の封鎖は解除された。
<14日 23時頃:機体作業の様子>
今回の事故により、タンソンニャット国際空港では6時間以上に及んで全便の離発着が停止し、タンソンニャット国際空港発着予定だった約165便ものが影響を受け、目的地変更や出発空港への引き返しを行ったという。
<遅延に不満の声を上げる利用客と対応にあたる空港職員>
<遅延により混雑するタンソンニャット国際空港内の様子>
タンソンニャット国際空港には滑走路が2本あるため、通常、今回のような事故が起きた際でも別の滑走路で離発着を継続することができるが、事故当日は滑走路の測量および改修工事作業のためもう1本の滑走路が使用できない状態になっていた。
そのため、空港で唯一の滑走路が長時間にわたり封鎖され、多数の便に大幅な遅延などの影響を与えた原因の1つになったと考えられる。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。