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ベトナム:新型コロナ影響でオンラインでの消費に移行か
<写真:Viet Nam News>
新型コロナウイルスの影響で、ベトナム人の消費活動がオンラインへ移行している。
ホーチミン・7区に在住のMinh Phươngさんは、以前はスーパーで日用品を購入していたが、社会的距離をとる措置が講じられて以来、スーパーへ行くことを止めたという。
「必要なものは全てInstagramやFacebook、Eコマースサイトを通じて購入している。スーパーマーケットもオンラインショッピングサービスを提供しているし、Grabなどの宅配サービスも活用できる」とPhươngさんは続けた。
Phươngさんは現在もオンラインを通じた買い物を続けているという。
ベトナム工商省のEコマース発展に関する報告書によると、ホーチミン市のEコマース市場は大幅に成長し、オンラインを通じた支出は2015年以降、毎年12%以上増加しているという。
2020年の4つの主要Eコマーストレンドに関するレポートにおいて、Eコマース大手のShopee(ショッピー)は、
「地域の新型コロナウイルス対策に伴うソーシャルディスタンスの広まりで、ベトナムの小売業界の様相は変化を遂げている」としている。
「結果として、消費者は購買意欲を満たすためにEコマースを利用し、企業など売り手側は成長を求めて模索するためにEコマースを利用する。」とShopeeは見解を出している。
ここ数ヶ月間、オンラインを通じた購買行動は、毎週水曜日と金曜日にピークに達する傾向にあるという。
消費者の週末までに買い物を完了させたいという意識があるとみられている。
Eコマースの利用が増えることで、消費者が買い物における物理的なやりとりの少なさだけでなくスピードにも価値を感じるようになり、AirPay Walletなどのキャッシュレス支払いも増加するとみられている。
現在、これまでにないほど、Eコマースのプラットフォームにおいて、売り手と買い手を繋ぐことが重要になっている。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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