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感染リスクの高い約7000人は全員陰性、ホーチミン保健局が発表
<タンソンニャット国際空港で検査を受ける空港職員/©️tuoitrenews.vn>
ホーチミン市保健局は12日、同市で新型コロナウイルスの感染リスクが高いとされていた6984人について、検査の結果、全員が陰性と確認されたと発表した。
発表によると、当局が検体を採取し検査を行った6984人のうち271人はドライバー、2130人は工業団地やオフィス、2265人が市場、141人がバス停留所、470人がスーパーマーケット、1707人が一般住宅にて検体採取・検査を行ったという。
また、保健局は医師や看護師、入院患者8404人の検査結果も全員陰性であったことを発表した。
タンソンニャット国際空港の職員から広まった市中感染について、ホーチミン市は感染者の確認されたエリアを一時封鎖し、接触者の追跡と検査を行っている。
また、タンソンニャット国際空港の職員全員に対しては、毎日検査が行われており、検査結果が陰性だった場合に限り出社が許可されているという。
2月6日〜10日の間でタンソンニャット国際空港の職員8人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、保健局は重大な懸念を示していた。
感染が確認された8人は全員グランドサービスとバゲッジハンドラーとして働くVIAGS(Vietnam Airport Ground Services Company Limited)の職員。
しかし、12日には保健省がホーチミンとハノイの感染地域は「基本的には制御下にある」と発表した。
ホーチミンでは2月6日以降、34人の感染が確認されており、そのほとんどがタンソンニャット国際空港での感染者に関連したものだ。
ホーチミン市は感染拡大防止措置としてバーやカラオケ、ビューティーサロンなどの営業停止措置を講じており、テト期間中の花火の打ち上げも大人数の集会を防止するため中止にしている。
また、住民に対しては公共の場所でのマスクの着用や手洗い、社会的距離の確保、大人数の集会の回避、健康状態の申告などを要請している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。