ベトナムのワクチン接種者は4万人に、19の地域の医療従事者など

2021年03月25日(木)14時00分 公開
ベトナムのワクチン接種者は4万人に、19の地域の医療従事者など

<写真:保健省HP>

 

ベトナムで新型コロナウイルスのワクチン接種が開始されて最初の10日間で、アストラゼネカのワクチン接種を受けた人の数は2万4054人となったことが明らかになった。

その後、3月24日16:00までにワクチンを接種した人の数は3万9817人にのぼったと保健省が発表した。

 

全国予防接種プログラム(TCMR)の発表によると、新型コロナウイルスのワクチン接種が行われているのは19の省・市で、各省・市の接種人数は以下の通り。

  1. ハイズオン省: 1万7248人
  2. ハノイ市: 6926人
  3. ハイフォン市:632人
  4. フンイエン省:2665人
  5. バクニン省:2737人
  6. バクザン省:2941人 
  7. ホアビン省:1311人
  8. ハザン省:297人
  9. ディエンビエン省:476人
  10. ダナン市:117人 
  11. カインホア省:105人
  12. ザライ省:1089人
  13. ホーチミン市:948人
  14. バリア=ブンタウ省:87人
  15. ビンズオン省:1736人
  16. ロンアン省:244人
  17. クアンニン省:10人
  18. ドンタップ省:57人
  19. タイニン省:191人
     

ワクチンを接種したのは感染患者の治療に直接携わる医者をはじめとする医療従事者と新型コロナウイルスの感染拡大防止対策に従事する職員だという。

ハイフォン市のViet Tiep病院第二病院、カインホア省の熱帯病病院、ダナン肺病院、ザライ省の野戦病院、ロンアン省ドンタップムオイ地域総合病院、ホーチミン市の熱帯病病院などでワクチンの接種が行われたという。

 

ベトナム国内でアストラゼネカ製ワクチンを接種した医療従事者のうち、9人から、アナフィラキシー反応や、下痢、アレルギー症状、低血圧などの副作用がみられたが、健康状態は安定しているという。

現在、ベトナムでは国産ワクチンの臨床試験が行われているが、実用化までは時間がかかるため、ベトナム政府は国外からのワクチン調達を進めている。

 

保健省は市中感染が落ち着きを見せているものの、国民に対して引き続き5K(マスク着用、消毒、ソーシャルディスタンス、集会を開かない、医療申告をする)を徹底するよう呼びかけている。
 

 

 

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