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9月から隔離なしの入国か、ワクチンパスで ベトナム航空局が提案
ベトナム民間航空局が運輸省に宛てた報告書で、航空当局は3つのフェーズに分けて国際線の商用便の運航を再開することを提案したという。
第1フェーズではベトナム国籍保有者を対象に、隔離措置を伴う入国を開始するという。
国際線の運航については、ベトナムの各航空会社からの運航申請がベトナム政府に承認されれば運航される。
国際線運航の承認については、各地域の隔離施設の受け入れ体勢が確保されることが前提とされている。
ベトナムの各航空会社は旅行会社と提携し、航空券や隔離費用、新型コロナウイルス検査費用などが含まれたパッケージ航空券の販売をするという。
第2フェーズでは、ベトナム国籍保有者だけでなく、外国籍保有者の入国も開始されるという。
入国後の隔離措置は依然として講じられるものの、陰性証明書の提出は必要でなくなるという。
開始時期は2021年7月と想定されている。
運航再開が想定されている路線は日本、韓国、台湾とベトナムを結ぶ路線で、各国の航空会社がそれぞれ週4便運航するという。
1週間の合計運航数は24便で、入国者数は6000人〜7000人。
入国者は到着都市のホテルで隔離措置を受ける必要があり、第1フェーズと同様、各航空会社はパッケージ航空券の販売をするという。
第3フェーズでは、「ワクチンパスポート」の仕組みを用いた入国後の隔離措置を伴わない入国を認める。
第3フェーズの想定開始時期は2021年9月とされているが、ベトナム国内における新型コロナウイルスのワクチン接種状況や集団免疫の獲得状況などを考慮して、決定されるという。
運航再開が想定されている路線はベトナム政府が承認したワクチンと同じワクチンを接種している国と地域だ。
運航数は相手国とベトナムの航空会社でそれぞれ週7便。
第3フェーズでは入国の3〜5日前に発行された新型コロナウイルスの陰性証明書の提示をし、ベトナム政府と世界保健機関(WHO)が承認したワクチンの2回の接種を終えた人に発行される「ワクチンパスポート」を提示すれば、入国後の隔離措置は求められないという。
しかし、入国後7日〜14日間は保健省の定めるガイダンスに従い、自宅での隔離が必要となる。
陰性証明書の提示ができない人に対しては、これまで通りに14日間の隔離措置が講じられるという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。