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タンソンニャット空港、配車アプリ専用車線を新設へ 利便性向上期待
<写真:VN Express>
ホーチミンのタンソンニャット国際空港で、Grab(グラブ)やBeCar(ビーカー)などの配車サービスを介した車両の専用車線であるレーンEが新たに設置される。
タンソンニャット国際空港のPham Vu Cuong氏によると、レーンEは国内線ターミナルの立体駐車場に位置しているという。
BeCarはすでに空港と契約を締結しており、4月からレーンEを利用することができるという。
Grabについても、レーンEを利用するための手続きをしているという。
一方で、レーンEを利用するにあたり徴収される手数料については、運賃に上乗せして、利用者に請求するという。
このことについて、BeGroupの代表者も4月から同空港における乗降場所の変更を認めているという。
レーンEの運用が開始されれば、乗客がドライバーと待ち合わせるために長時間待つことや空港内での渋滞などが解消され、利便性が向上するという。
BeGroupの代表者は、空港での乗降には追加料金がかかるものの、タンソンニャット国際空港の規定を超えた金額ではないと述べた。
タンソンニャット国際空港の国内線ターミナルでは、タクシーやGrabなどの配車サービスの車両の乗降に関するルールが11月14日から変更され、A、B、C、Dの4車線が使用されている。
4本の車線は、A車線が降車用、B・C車線が個人車両(タクシー・チャーター車両を除く)の乗車用、D車線がタクシーやチャーター車両の乗車用に分かれていた。
これにより、GrabCarやBeCarなどの配車アプリによる車両は、立体駐車場の3、4、5階での乗車を余儀なくされていた。
立体駐車場での乗降の場合、通行料1万ドン(約50円)ではなく、駐車場の利用料2万5000ドン(約125円)がかかっていた。
また、タンソンニャット国際空港は、乗車場所での混雑を軽減するため国内線ターミナルのに歩道橋やトンネルの建設を検討するよう提案したという。
4月には、立体駐車場での配車アプリを利用した乗車をスムーズにするため、エレベーター2台が設置されるという。
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