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ホーチミン:社会隔離強化の可能性、副首相が6日の会議で指示
<写真: / ©️vnexpress.net>
ベトナムのヴー・ドゥック・ダム(Vu Duc Dam)副首相は、ホーチミン市に対して、これ以上の新型コロナウイルスの市中感染の拡大を防ぎ、長期化させないために、さらに抜本的、決定的で強力な感染防止対策を講じるよう指示した。
ダム副首相の今回の指示は、7月6日午後に行われたホーチミン市との会議でだされたものだという。
ダム副首相によると、ホーチミン市の感染状況は依然として複雑であり、市内のみならずその他周辺都市にも広がっているため、同市は感染拡大を止めるためにさらに効果的で強力な措置を取らなければならないという。
「ホーチミン市は通常の生活をすぐに取り戻すために、今回の困難を手を取り合って受け入れなければならない」とダム副首相は話し、同市に対して解決策となるさらに強力な措置を提案し実行するよう指示した。
また、ダム副首相は同市に対して、真に必要でない場合以外は自宅待機をするなど、人の移動や集会を最大限制限するための規制を緊急かつ慎重に用意することも指示した。
さらに、最近発生している人の集会や社会隔離の規定を遵守しない事例など、ホーチミン市は同じ過ちを繰り返してはならないと話した。
工業団地などにおける生産活動については、可能な限り高い水準で維持しなければならないとした一方、ホーチミン市に居住しながら周辺地域の工業団地で働く人の自宅と職場の往来について、ホーチミン市は周辺都市との調整をしなければならないとダム副首相は求めた。
ホーチミン市以外の全ての省・都市についてもダム副首相は、感染地域と各地域を出入域する人に関する規定を明確にするよう指示した。
具体的な措置として、医療申告や少なくとも7日間の自宅隔離、検査の実施などの規定を設けることで、人の移動を真に必要な場合のみに減らすことができるとした。
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