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ホーチミン市でワクチン接種キャンペーン、モデルナなど110万回分
<写真:ホーチミンを視察するチン首相 / ©︎vietnamnews.vn>
ベトナムのファム・ミン・チン首相は、7月にベトナムが受け取る予定の新型コロナウイルスのワクチンのうち、25%がホーチミン市での接種に使用されると明らかにした。
ホーチミン市保健局によると、同市では2〜3週間で110万回分のワクチンを接種する第5回ワクチン接種キャンペーンを実施する予定だという。
ワクチン接種キャンペーンの開始時期は未定。
ホーチミン市疾病管理センターによると、同市で使用されるワクチンはアメリカ政府が支援したモデルナ製ワクチン100万回分と日本政府が供与したアストラゼネカ製ワクチン10万回分だという。
ホーチミンの第5回ワクチン接種キャンペーンで優先接種の対象となるのは、政府決議で定められた対象者に加えて、社会的弱者や市内でも感染リスクの高い地域に居住する人だという。
市内にはワクチン接種会場が630箇所設置され、1日あたり1箇所で120人に対して接種を行うという。
また、ホーチミン市は基礎疾患がある人など健康的なリスクの高い人への接種を進める方針だ。
社会隔離期間中、ホーチミン市はワクチン接種を加速させており、6月19日から開始された第4回ワクチン接種キャンペーンでは99万1322人に対してワクチン接種を行ったという。
チン首相は11日(日)にホーチミン市で行われた同市当局との会議で、ワクチン接種を効果的かつ予定通りに進めなければならないと話した。
また、ホーチミン市は、7月下旬まで住民に対して200万回分のワクチンを供給することを目標とすべきだとチン首相は続けた。
厳格な社会隔離が行われているホーチミン市では、経済や住民の生活にも甚大な影響が出ているが、チン首相は市当局と政府の活動に理解をしてほしいと呼びかけた。
その上で、ホーチミン市は失業者やホームレスなど支援が必要な全ての人に対して適切な支援を行うべきだとした。
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