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ホーチミン、コロナ対策の検問所で大渋滞、密な状態に
<写真:VN Express>
首相指示16号に基づく社会隔離措置が講じられてから4日目の7月12日(月)朝、新型コロナウイルスの感染症防止措置強化のために検問所が設置されたゴーバップ区のグエンキエム(Nguyen Kiem)通りでは検問所を通過しようとする人で大渋滞が発生した。
検問所は道路の真ん中に設置され、警察と軍人約10人が移動をする人の移動理由が書かれた証明書の確認が行われたという。
通行する人々の手には勤務先が発行した通勤許可書が見られた。
12日朝、この検問所を通過した商品の運送に携わるMinh Hoangさんは、渋滞を予想して早く家を出たものの、検問所を通過するのに30分ほどかかったという。
病院の労働者については、通行許可書がなくてもアクセスカードがあれば検問所を通過できるという。
IDカードや社員カードのみを所持していた人については、検問所の通過が認められていなかったという。
しかし、道路は一方通行で検問待ちの車両が多かったため、交通警察はその場でUターンさせず別のルートから迂回してUターンするよう指示したという。
午前8時にはさらに多くの車両が検問を待つ事態になり、渋滞の長さは約1kmにも及んだ。
渋滞の影響で、救急車数台も立ち往生していたという。
検問所はバイクレーンと自動車レーンで分かれていたものの、バイクの数が多く、多くのバイクが自動車レーンに流れ込んだという。
ホーチミン市内の他の検問所でも渋滞が見られ、ビンタン区のDinh Bo Linh通りではトゥードゥック市からホーチミン市の中心へ向かう車両の検問を行なっていた。
通過に必要な書類を所持していなかった運転手は国道13号を通ってUターンしたという。
ホーチミン市では7月9日から15日間、最も厳格な社会隔離措置である首相指示16号が適用されている。
住民の移動を制限するため、地区の主要な出入り口12箇所に加え、市内では検問所が266箇所に設置されているという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。