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外出制限でホーチミン到着の国内線乗客が空港で足止め、帰宅できず
<写真:tuoi tre>
ホーチミン市で新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、26日から講じられている夜間外出規制の影響で、18時以降にタンソンニャット国際空港に到着した国内線の乗客が空港から帰宅できない事態に陥っている。
Tuoi Tre(電子版)が報じた。
7月26日夜、ハノイ・ノイバイ国際空港を19時頃に出発し、タンソンニャット国際空港に20時30分頃に到着したベトナム航空(VN)219便の乗客の一部は、ホーチミンに到着したのちに帰宅できず、空港内の椅子で一夜を明かしていた。
乗客の1人であるNganさんは、先週の土曜日にハノイ発ホーチミン行きの航空券をおよそ360万ドンで購入し、ホーチミン到着後に帰宅するための車を手配していたが、到着当日から夜間外出制限が講じられ帰宅できなかったという。
そのため、Nganさんはホーチミンに到着した20時30分頃から翌朝午前6時まで空港の椅子で一夜を過ごさなければならないと途方に暮れた。
また、他にもゴーバップ(Go Vap)区グェンキェム(Nguyen Kiem)通りに居住する乗客もおり、空港の椅子で翌朝まで待機していたという。
中には、家族が迎えを待つために、スーツケースを引きずりながら、空港前のTruong Son通りまで徒歩で歩いたという。
一方で、感染防止対策に関連する車両という証明書を持つ車を手配することができた乗客は数人で車に乗り合わせ、帰路についたという。
国内線ターミナルの到着ロビーの椅子では多く乗客が翌朝まで待機していたという。
中には、疲労から、 到着ロビーの椅子で仮眠をとる人も見られた。
取材に応じたNganさんは、翌朝6時に自宅のあるドンナイ省へ向かうため、寝ずに待機していたという。
7月26日深夜にタンソンニャット空港に乗客を迎えにきた自動車。
感染防止対策に関連する車両という証明書があり、検問を通過できるという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。