おすすめのプロモーション
ホーチミンのコロナ感染、ピークアウトか 緩和の道を模索
<写真:Viet Nam News>
ホーチミン市保健局のNguyen Thi Huynh Mai局長は、市内における新型コロナウイルスの感染状況について、すでにピークに達したとの見方を示し、基本的に封じ込めができていると話した。
経済活動の再開と感染拡大防止対策を両立する道を模索している。
26日の記者会見でMai局長は「ホーチミン市はパンデミックのピークに達した」と話した。
さらに、「各区や坊、コミューンの感染状況を調査するため22のチームを編成した。今後、保健省の指導の元、感染状況の各評価基準を見直す」と話した。
また、同局長によると、ホーチミン市当局は9月末までに経済活動を再開することを目指し、ホーチミン市専用に策定された「特別なメカニズム」を政府に求めているという。
当局は、このメカニズムについて、新型コロナウイルスの感染状況と保健当局の助言に基づき、段階的に経済活動を再開する計画を起草しているという。
グリーンカードの発行の対象者については、少なくとも1回目の新型コロナウイルスのワクチンを接種した人または新型コロナウイルスから回復してから2週間以上が経過していることを想定しているという。
ワクチン供給については、南部地域における集団免疫を早期に獲得するため、ホーチミン市当局は同市やその他南部地域の主要経済圏を優先するよう求めている。
保健省のNguyen Thanh Long大臣は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いた後のニューノーマルに備え、各省・都市が安全かつ柔軟に対応するためのガイドラインを発表した。
ガイドラインでは、経済活動を再開するにあたり、少なくとも50歳以上の80%が必要な回数のワクチン接種を終えている必要があるとされている。
さらに、医療施設には医療用酸素を備え、各コミューンで新型コロナウイルスの感染患者の訪問診療を行うための往診チームを組織しなければならない。
ホーチミン市新型コロナウイルス(Covid-19)対策指導委員会のPham Duc Hai氏によると、現在市内では重症患者1918人、エクモ(ECMO)を用いた治療を受けている23人を含め、合計3万9208人が治療を受けているという。
27日時点では、国内で3923万人が1回以上のワクチン接種を受けており、約820万人が必要回数のワクチン接種を完了しているという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。