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ホーチミン:10月1日からの制限緩和の計画明らかに ワクチンが鍵
<写真:VN Express>
ホーチミン市は10月1日からワクチン接種を接種したことを前提に、段階的に行動制限を緩和する計画をしている。
27日に地区当局に送られた計画案の中で、同市は10月1日からパンデミックの状況に応じて行動制限を段階的に緩和するとしている。
事業、活動を再開するためには、従業員全員が必要回数のワクチン接種を終えていること、または6ヶ月以内に新型コロナウイルス感染から回復しており、「グリーンカード」を所持していることが条件となる。
個人、組織は、参加者全員がグリーンカードを所持していれば、屋内外で最大50人の集会が認められる。
一方で、参加者の中に1人でもグリーンカードを所持していない人がいる場合は10人以上での集会は認められない。
さらに、保健省が定める感染防止策を遵守しなければならない。
10月1日から再開を認めることを計画している事業や活動は以下の通り。
- 工業団地、輸出加工区、ハイテクパーク、12区のクアンチュン(Quang Trung)ソフトウェアパーク、トゥードゥック市と各区・郡内の企業・工場など
- 農林水産業の組合・世帯、農業生産支援サービス、獣医施設
- 交通、建設工事
- 診療・リハビリ、理学療法、医薬品・医療機器の販売、病院・クリニックでの美容整形
- 食料品販売、ガソリンスタンド、化学製品、電気、水道、燃料販売、修理サービス、公共サービス、環境衛生、公園や樹木のメンテナンス、技術および交通インフラ
- 海外法人などの支店・駐在員事務所、金融機関、証券会社、信用活動に直接関連する事業所、証券、公証人、弁護士、商事仲裁、商事調停、法律相談およびその他の司法サービスを提供する事業
- 郵便通信、出版、電子商取引、書店、図書館、ギャラリー、美術展、写真サービス、学用品、工具、眼鏡製品、IT機器を提供する事業
- 倉庫・物流・輸出入支援サービス、商業施設、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、食料品店、商品小売店、卸売りおよび伝統的な市場
- 飲食店(テイクアウトのみ)
- 理容室・美容室(定員の50%で営業)
- 博物館、リゾート、観光施設(定員の30%以下、客はグリーンカード保持者のみ許可)
- スポーツイベント(定員の30%以下、グリーンカード保持者のみ)
- 国民の運動(10人以内に限るが、全員がグリーンカード保持の場合最大50人まで許可)
- 結婚式・披露宴(最大50人、地元の医療当局から監視を受ける)
- 葬儀(最大20人、地元の医療当局から監視を受ける)
- 教育はオンライン授業を継続する
- 道路、鉄道、水路の公共旅客輸送(定員の50%)
ホーチミン市と他の市・省への商品の輸送については通常通り運行が許可され、新型コロナウイルスの感染防止策を遵守し運転手はQRコードを提示する必要がある。
バー、スパ、カラオケ、マッサージ、美容サービス、店内飲食、映画館、ディスコ、ゲームセンター、文化・芸術・宗教イベント、管轄機関によって許可されていないローンチイベント、宝くじなどの路上販売などについては引き続き一時停止措置が講じられる。
また、この計画案にはタンソンニャット国際空港といくつかの国内および国際線のルートの再開も提案されているという。
10月1日から外出が許可される市民は、ワクチン接種から14日経過した人、過去6ヶ月間に新型コロナウイルスの感染から回復した人だという。
市内には各省市との境界地点にある検問所39箇所の他、12箇所の検問所が設置されるという。
ホーチミン市では4月末から流行する新型コロナウイルス第4波の影響で37万5800人を超える感染者を記録しており、様々なレベルの社会的隔離が講じられて100日以上が経過している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。