ハノイ:バーディン・ドンダーなどで濃厚接触者の自宅隔離認めず

2021年11月22日(月)10時31分 公開
ハノイ:バーディン・ドンダーなどで濃厚接触者の自宅隔離認めず

ハノイ市人民委員会は市内の濃厚接触者(F1)について、バーディン区、ドンダー区、ハイバーチュン区、ホアンキエム区を除き、自宅での隔離を許可した。

 

ハノイ市人民委員会のChu Xuan Dung副委員長が署名した文書によると、濃厚接触者の隔離場所は独立した家またはアパートでなくてはならず、入り口には隔離中を周知するための警告の掲示が必要となる。

 

自宅隔離の条件として、濃厚接触者に対する個室を用意できること、個別の風呂・トイレが付いていること、アルコール(エタノール)の濃度が60%以上の消毒液・医療マスク・体温計・うがい薬があること、洗濯機または手洗いで洗濯ができるバケツがあることなどが挙げられている。

濃厚接触者の監視を行うため、監視カメラの設置も推奨されている。

濃厚接触者は隔離期間を厳格に遵守し、隔離期間中に他の部屋に移動することや同居する家族、ペットと接触することは禁止される。

また、毎日の検温や医療申告、咳や熱、喉の痛み、呼吸困難などの新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある場合は、直ちに医療関係者へ連絡することが求められる。

また、隔離1日目、7日目、14日目に新型コロナウイルスの検査を行うことが必要となる。

濃厚接触者の自宅隔離については当局が求めるすべての条件を満たしている場合に限るという。

 

また、同市人民委員会は保健局と関連当局に対して、旧正月の連休に感染者数が10万人になることを想定したシナリオに対して準備をするよう指示している。

現在の規定では、市内の感染者が3万人に達した場合、同市は新型コロナウイルスの感染者を市の病院、区の病院、地区の医療センター、自宅(病床が逼迫した場合)の4つのレベルに分けて治療を行うという。

また、同市人民委員会は保健局に対して、軽症・無症状の感染者の自宅療養の試験的な実施について調査するよう指示した。

 

 

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