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ベトナム国際線再開計画、外務省・国防省・観光省などが支持
ベトナム交通運輸省が国内のワクチン接種率が高くなっていることや感染状況を管理できていることを理由に、12月15日から国際線を再開させる提案について、外務省などが賛成の声を上げている。
保健省のDo Xuan Tuyen副大臣は、9日(木)に開催された政府の会議で、ベトナムの18歳以上の人口の97%が少なくとも1回目のワクチン接種を完了しており、70%以上が2回目のワクチン接種を完了していると報告した。
また、12〜17歳の人口の55.7%がワクチン接種率については少なくとも1回目のワクチン接種を完了しているという。
ワクチン接種率が高いことから、国外にいるベトナム国民の帰国やベトナム国内での投資機会を模索する外国人投資家の入国を進めるため国際線を段階的に再開することができるとした。
外務省と国防省も国際線の再開に賛成しており、円滑に運航再開ができるように十分な注意を払った計画と準備をするべきだとした。
文化スポーツ観光省は、ワクチンパスポートでの観光客が国際商用便で1179人入国したが、新型コロナウイルスの陽性者は確認されていないとした。
Pham Binh Minh副首相は年末の旅行需要が増加することなどを挙げ、国際商用便の運航再開は必要不可欠なことになっているとした。
Vu Duc Dam副首相は8日(水)、保健省に対してワクチン接種を完了している入国者の自宅や宿泊施設などでの自主隔離についての新たなガイドラインを発行するよう指示していた。
国際線が再開されれば、第1段階として、米国(サンフランシスコまたはロサンゼルス)、シンガポール、バンコク、プノンペン、ビエンチャン、北京、東京、ソウル、台北の9路線が再開される見込み。
その後1月には、それらの9路線に加え、クアラルンプール、香港、パリ、フランクフルト、シドニー、モスクワとの国際線も再開される見込みだ。
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