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保健副大臣:テト後の感染拡大を懸念
<写真:VN Express>
保健省のNguyen Truong Son副大臣は、テト(旧正月)中に旅行者が急増したことから、新型コロナウイルス感染者(特に重症者)の数が増加する可能性があると警告した。
同副大臣は、テト期間中に多くの人が帰省や旅行に出かけ、オミクロン株をはじめとした新型コロナウイルス感染が拡大する可能性が高いとした。
また、これに伴う入院患者数も増加する可能性も高く、医療体制に大きな負担をかけると指摘した。
国内の新型コロナウイルス感染者数は、2月4日から1万2160人、1万4100人、1万6800人、2万1900人と増加している。
専門家らは、テト後に感染者が増加する可能性があると警告していたが、感染状況はまだ心配するレベルではないとし、今は保健省の感染予防策に従うのみだとした。
保健省傘下公衆衛生緊急オペレーションセンターのシニアアドバイザーであるTran Dac Phu氏は、感染者が増加しているが、感染状況は制御下にあるとしている。
ホーチミン医科薬科大学公衆衛生学部の学部長であるDo Van Dung氏は、現在のワクチン接種率は高く、人々がマスク着用、消毒、集会を避けるなど予防策を遵守すれば、感染者数は一時的に増加するが再び減少し、新たに第5波は訪れないと話した。
一方で、ハノイ市・バクマイ病院のNguyen Tien Dung元小児科長は、新型コロナウイルスについて、感染しても過剰に心配する必要はなく、通常の疾患と同様に治療を行うべきだと述べた。
同氏は、現在新型コロナウイルスは以前より恐ろしいものではないとし、感染拡大を防ぐために当局に報告は必要だがほとんどが自宅で療養することができると続けた。
国内では、長期の休暇後には複数のアウトブレイクが発生。
昨年の旧正月後には13の市・省で1300人以上の感染が確認され、第3波が発生した。
また、4月30日〜5月3日まで続いた南部解放記念日とメーデーの祝日後には、第4波が発生し、230万人以上が感染している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。