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在ベトナム欧州企業の景況感、コロナ第4波以降最高を記録
〈写真:VnExpress〉
在ベトナム欧州企業の第1四半期の景況感指数(BCI)は73ポイントとなり、昨年4月の新型コロナウイルス第4波以来、最高水準となった。
欧州商工会議所(ユーロチャム)が今週発表した報告書によると、同指数は前四半期から12ポイント上昇し、長期ロックダウンの影響により歴史的低水準となった昨年9月の15ポイントからは58ポイント増加した。
同報告書は、在ベトナムの欧州ビジネスリーダー1200人を対象に調査したもので、ベトナムのパンデミック関連の規制が緩和され、経済発展が引き続き加速していることから、楽観的な見通しとなっている。
BCIは、ビジネスリーダーの事業見通しがより楽観的であることから、来期もこの上昇傾向を維持する可能性が高いとしている。
経済見通しについては、回答者の3分の2以上が2022年第2四半期にベトナム経済が安定・改善すると考えており、2021年第4四半期の58%よりも高い数値を示した。
前四半期の52%を上回る、回答者66%近くが第2四半期に収益の伸びを見込んでいる。
回答者の46%以上が次の四半期に従業員数の増加を予測している。
EuroChamのAlain Cany会長によると、欧州のビジネスリーダーらは、パンデミック後のベトナムの「ニューノーマル」な投資環境を心から支持しており、また、同国のパンデミック規制の緩和に伴い、楽観的な見方ができるようになり、今回の調査結果はそれを大きく反映している。
昨年1月、ユーロチャムはベトナム政府に対して、観光の早期再開と公共直接投資の増加を要請していた。
ベトナムは2月15日から国際便の制限をすべて解除し、3月15日から入国規則を緩和してインバウンドの観光を再開した。
ベトナムのGDPは第1四半期に5.03%増加した。
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