家畜飼料価格が上昇、畜産業者の損失が高まる

2022年05月03日(火)13時43分 公開
家畜飼料価格が上昇、畜産業者の損失が高まる

〈写真:Tuoi Tre〉

 

家畜飼育協会は、ふすま(小麦製粉時に除かれる外皮部と胚芽)価格の値上げが続いており、畜産業者が困難に陥り大きな損失を被る危険性があると警告している。


多くの飼料企業が4月下旬〜5月上旬にかけて、2020年後半から13〜14回目のふすま価格の値上げを発表した。


MNS Feed Company Limitedは顧客に送付した通知で、5月1日から南部地域を対象に、ふすま価格を1kgあたり300~500ドン(約1.7〜2.83円)値上げしたと発表した。


同様に、De Heus Company Limitedは、5月初旬から北中部クアンチ省から最南部カマウ省までの顧客を対象に、ふすま価格を1kgあたり300~400ドン(約1.7〜2.26円)値上げすると発表している。


Emivest Feedmill Vietnam Company、C.P Vietnam Livestock JSC、Greenfeed Vietnam Corporation、CJ Vina Agri Co. Ltd.などの他の飼料企業も、ふすま価格を1kgあたり300〜400ドン(約1.7〜2.26円)の値上げを行っている。


2020年後半からふすま価格が1kgあたり6000ドン(約34円)上昇し、25kgで12万5000ドン(約707円)高くなった。


南部ドンナイ省で、月に豚1000頭を出荷していた大規模畜産業者によると、飼料は畜産総コストの70~80%を占め、豚の販売価格は変わらず、ふすま価格が上昇し続けているため畜産業者は大きな損失を被っている。


ドンナイ畜産協会のグエン・キム・ドアン副会長によると、職肉用豚の飼育コストは、1kgあたり5万6000ドン~6万ドン(約317〜339円)に急騰しているが、生きた豚の値段は1kgあたり5万4000ドン~57000ドル(約305〜332円)となっている。


同様に、ふすま価格が上昇し続けているため、ブロイラー鶏の飼育コストも1kgあたり2万7000ドン(約152円)から2万8000ドン(約158円)と、以前の水準よりはるかに高くなっている。


東南アジア養鶏協会のLe Van Quyet副会長は、飼育コストが上昇し続け、販売価格を上回っているため、養鶏業者は大きな損失に直面していると警告する。

 

多くの小規模畜産業者は頻繁に損失を被るため、廃業する業者が多く、供給全体の約90%が大規模業者となっている。


農業農村開発省畜産局のトン・スアン・チン副局長によると、同国では現在、国内市場向け動物飼料の35%しか生産しておらず、残りは輸入している。


同省によると、ベトナムの畜産業は農業部門の収益に25.2%貢献している。

 

 



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