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ホーチミン市、サル痘対策で国境ゲートへ温度スキャナーを設置か

2022年05月30日(月)14時22分 公開
ホーチミン市、サル痘対策で国境ゲートへ温度スキャナーを設置か

〈写真:VnExpress〉

 

ホーチミン市は、サル痘の流行が20カ国以上に広がっていることを受け、健康監視対策強化と対応策の準備を進めている。

 

同市保健局は26日、同市疾病管理センター(CDC)に対し、国境ゲートで体温計を使用し、入国者にサル痘の症状がないか確認するよう要請した。

 

現地医療機関は、サル痘の感染が疑われる人を病院やその他の医療施設に誘導し、その発症状況を同市CDCに報告する。

 

サル痘の症状としては、原因不明の発疹、頭痛、発熱、リンパ節の腫れ、筋肉痛、腰痛、倦怠感などが上げられる。

 

感染した患者や汚染された物に直接触れたことがある人や、最初の症状が現れる前の21日以内にサル痘のある国に旅行したことがある人は、この病気に感染するリスクが高い。

 

サル痘の確定症例は、リアルタイムPCR検査で確認することができ、感染した場合は、治癒するまで隔離する必要がある。

 

サル痘のある国に渡航する人は、病気の哺乳類との接触を避け、野生肉や生肉を摂取しないようにする必要がある。

 

サル痘は、人間を含む特定の動物種に発生する可能性のあるウイルス性疾患である。西アフリカと中央アフリカの一部で流行しており、今回の発生まで、世界の他の地域で見られることはまれであった。

 

28日時点でWHOは、サル痘が通常流行している国以外で、確定患者200例と感染疑い例100例以上が検出されたことを発表した。

 

欧州連合(EU)では118例、英国では90例、米国では9例のサル痘感染者が確認されている。

 

ベトナムでは現時点では感染者を記録していない。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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