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ハノイ市の多くの通りが再び大浸水、15日間で2度目
〈写真:VnExpress〉
13日夜、ハノイ市ホアンキエム区、ドンダー区、コウザイ区、タインスアン区、ナムトゥリエム区の多くの通りは1時間以上の激しい雨が続いた後、深く浸水した。
ナムトゥリエム区のPham Hung通り、Me Tri通り、Duong Dinh Nghe通りの交差点では、水深50センチメートルの浸水となり、この地区を通過する多くの車が停止し、交通渋滞が引き起こされた。
同市在住のホアンさんは、Duong Dinh Nghe通りからPham Hung通りに向かっていた際に、浸水により車の車輪が水没しエンジンがストップして立ち往生する状態となった。
地元報道機関の取材に対してホアンさんは、「水が引くのを待ち、車を修理する場所を探さなければいけなかった」と話す。
Duong Dinh Nghe通りから1キロほど離れたThang Long通りにつながるChau Van Liem道路の区間も、水深約60センチの深さで浸水した。多くの人が浸水を避けるためにPhu Do地区周辺を車で移動した。
コウザイ区では、Phan Van Truong通りが水深50センチ以上の深さで浸水し、交通が麻痺した。Cau Giay、Xuan Thuy、Ho Tung Mauの道路では、多くの区間で水深30センチ以上の浸水となり、多くの車が動くことができず、その場で待機することになった。
ホアンキエム区のDinh Tien Hoang、Ly Thai To、Ly Thuong Kiet、Phan Boi Chauなどの多くの中心街でも浸水を記録した。ハノイ郵便局があるLy Thai To通りでは、水深約40センチまで浸水した。
周辺を通行する車両はなく、歩行者は大きな建物の中で待機することになった。
Phap Van - Cau Gie高速道路では、多くの倒木が道路をふさいだ。ハノイ市からニンビン省までの区間で約15本の倒木があり、そのうち5本の大木が交通に影響を及ぼした。
同市交通警察局の第3高速道路交通管制パトロール隊は現場に隊員を派遣して倒木を切断・除去し、道の確保を行なった。
同日19時40分〜21時までの間で、同市に設置された多くの雨量計は100ミリを超える雨量を記録した。コウザイ区では、マイディック文化会館で150ミリ以上の激しい雨を観測し、ドンダー区のNguyen Khuyen通りでは100ミリ以上の雨量を観測した。
ホアンキエム区、ハイバーチュン区、ナムトゥーリエム区、タイホー区では約80〜90ミリ、タインスアン区、バーディン区では約70ミリの雨量であった。
国家水文気象予報センターによると、低気圧の谷の強い再活性化による大雨は14日まで続き、その後、雨域は狭まり、北部山岳地方と中部地方のみとなる。
ハノイ市が大規模な浸水に見舞われるのは15日間で2回目である。5月29日には1986年以来の記録的な降雨量を記録していた。
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