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アップルCEO、ベトナム市場の可能性を高評価
〈写真:VnExpress〉
アップルのティム・クックCEOは2022年第2四半期のベトナムを、同社の成功に貢献した4つの新興市場の1つであるとして評価した。
不安定な市場状況にもかかわらず、同社は第2四半期の決算報告で前年同期比2%増の830億ドル(約11兆2161億円)という記録的な収益を発表した。
同社は米州、欧州、その他のアジア太平洋地域で6月期の記録を樹立し、ブラジル、インドネシア、ベトナムでは非常に力強い2桁成長となった。また、インドでは売上がほぼ倍増するなど、先進国と新興国の両方で6月期の売上記録を達成した。
iPhoneはApple製品の市場を作る最初の段階で原動力であり、同社の戦略はスマートフォンモデルでプレゼンスを拡大した後、他の製品のプロモーションを行うといったものである。
アップルは各地域の成長率を明示していないが、ベトナムの主要な小売業者によると、iPhoneの売れ行きは非常に好調であり、大きな収益を記録している。
家電量販店大手のモバイルワールドで販売された上半期の売上高上位10機種のうち、iPhoneは4機種あり、上位3位はiPhone 13 Pro Max 128GB、13 Pro Max 256GB、iPhone 11 64GBとなっている。
家電量販店FPTショップで最も販売されて収益をあげているのはiPhone 13 Pro Maxである。
一方で、ベトナムの携帯電話市場を長年監視してきたビジネスマンによると、同国でのiPhone人気は以前から継続しているものであり、ティム・クックCEOによる市場評価統計は完全に正確なものではない。
以前は多くの人間が海外で購入したiPhoneをベトナム国内で使用していたが、ここ2〜3年で正規代理店が整備されて購入の促進が行われた。その結果、ある程度正確にiPhoneの販売台数が記録されるようになったため、2桁の成長率となっているという。
アップルの報告によると、スマートフォン部門の売上高は前年同期比で約3%増である407億ドル(約5兆4999億円)に達した。
iPhone以外で人気が高まったのはApple TV PlusのみでMacコンピュータ、iPad、ウェアラブルデバイスなど他の製品の売上は減少した。
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