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エドテックスタートアップ企業2社、約23億円の資金を調達
<写真:VN Express>
8日、ベトナムの2つのエドテック(Edtech)スタートアップ企業が1600万ドル(約23億1000万円)の資金を調達した。
エドテックは教育(Education)とIT(Technology)を掛け合わせた造語で、テクノロジーを用いて教育を支援する仕組みやサービスを指す。
オンライン教材や学習プログラムを提供するブイホック(Vuihoc)は、アントグループ(Ant Group)が出資するベンチャー企業BAce Capitalが主導し、Vulpes Venture、DT&Investment & Colopl Next、Nextransが参加した最新の資金調達ラウンドで200万ドル(約2億8875万円)の資金を調達した。
2019年に設立されたブイホックは現在オンラインコースやビデオレッスン、クイズなど40万以上の学習教材を保有しており、2024年までに100万契約達成を目指している。
オンライン英語教育プラットフォーム・エデュピア(Edupia)は、Jungle Venturesが主導し、アリババとアントフィナンシャル傘下のベンチャーファンドであるeWTP Capital、ThinkZone Venturesが参加したシリーズAラウンドで1400万ドル(約20億1600万円)を調達した。
エデュピアは2018年に設立され、利用者は500万人、有料会員は40万人に上っている。
同社を設立したトラン・ドゥック・フン氏によると、エデュピアは今後3年間で1億ドル(約144億3560万円)の収益目標を超える可能性がある。
ユーザーの大半はベトナムであるが、インドネシアやタイ、ミャンマーなど他の東南アジア市場にも進出し、数学やコーディングなどの科目も増やしている。
海外のエドテック企業の多くもベトナムへの進出を計画しており、8月にはシンガポールの大手オンライン学習プラットフォーム・ジーニブック(Geniebook)がベトナムへの進出計画を発表した。
ベトナムはシンガポールを除く東南アジアでインドネシアに次ぐ2番目の市場となった。
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