韓国、クアンビン省出身の労働者受け入れを停止

2022年09月22日(木)09時19分 公開
韓国、クアンビン省出身の労働者受け入れを停止

<写真:VN Express>

 

韓国はクアンビン省出身の労働者34人が契約を破って韓国で不法滞在・就労していることを受け、同省出身の労働者の受け入れを停止した。

 

今年3月に同省労働局は労働者41人を採用し、ベトナムと韓国政府間で締結されたプログラムに従って韓国の栄州市で就業をさせていた。

 

採用された労働者は職業訓練コースに合格し、韓国語を学んだ後に渡韓した。その後は契約に従って農業分野で5ヶ月間、月給4000万ドン(約24万2820円)での就業を開始した。

 

しかし、韓国に派遣されてからわずか数日後に労働者4人が脱走し、7月12日までに更に労働者10人が契約不履行の状態となった。7月に栄州市は同省に対して追加の労働者55人の採用を要請した。

 

9月中旬までには3月に栄州市に派遣された労働者41人のうち34人が脱走している。こうした状況を受け、韓国の栄州市は最近になって同省からの労働者の受け入れを停止することを通知した。

 

同省労働局のディン・ティ・ゴック・ラン副局長によると、地元当局は契約を破った労働者の家族を訪問して韓国でトラブルに巻き込まれても保護されないことを伝え、親族から説得して帰国させるようにと要請している。

 

現時点で韓国当局はベトナムの8つの町や地区に対して2022年末まで有効な同様の停職処分を適用している。

 

処分の対象となっている地域はハイズオン省チーリン(Chi Linh)とタインホア省ドンソン(Dong Son)、ホアンホア(Hoang Hoa)、ゲアン省ギロック(Nghi Loc)、クアロー(Cua Lo)、フングエン(Hung Nguyen)、ハティン省ギスアン(Nghi Xuan)、カムスエン(Cam Xuyen)地区である。

 

韓国は2012年〜2016年にかけて同様の理由でベトナム人労働者の受け入れを停止していた。

 

タインホア省労働局のレ・タイン・トゥン副局長は8月、労働者は契約時より高い給料で別の仕事を見つけ、祖国で得られる収入の7〜10倍もの高額給与の魅力に逆らうことが出来ずにリスクを覚悟の上で転職しているという実態を明らかにした。

 

また、韓国ではビザが切れた労働者は契約や保険料の支払いが不要になるため、そうした労働者を雇いたい雇用主が多い。

 

ベトナムにはこうした労働者を罰する規定があるものの、現在進行系で海外に在住している労働者に関してはベトナムに住んでいる家族に働きかける以外の方法がない。

 

 

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