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テト休暇が近付くにつれて航空運賃が高騰、前年比2倍に

2022年10月28日(金)17時07分 公開
テト休暇が近付くにつれて航空運賃が高騰、前年比2倍に

<写真:VnExpress>

 

ベトナム最大の祝日であるテト(旧正月)の航空運賃は、新型コロナウイルスによる停滞を経て観光需要が回復したことにより、前年比2倍となっている。

 

テトを祝うために故郷に帰省する人が多くなる1月19日〜26日までのホーチミン市〜ハノイ市への往復運賃は、最低でも昨対比2倍である550万ドン(約3万2400円)となっており、2019年と同じ値段にまで高騰している。

 

同期間中、同路線の運賃はベトトラベル航空が620万ドン(約3万6600円)、バンブーエアウェイズは690万ドン(約4万700円)、パシフィック航空は710万ドン(約4万1900円)となっている。

 

今年のテト前には同路線の航空券は250万〜400万ドン(約1万4700〜2万3600円)で販売されていた。

 

また、ホーチミン市から中部地方や北部地方への航空券の価格も高騰しており、同市からタインホア省への航空券はベトジェットで700万ドン(約4万1300円)〜、ベトナム航空で710万ドン(約4万1900円)〜となっている。

 

ホーチミン市からダナン市までは460万ドン(約2万7100円)〜、ヴィンまでは700万ドン(約4万1300円)〜である。

 

一部の乗客は需要の高いテト休暇の前後に旅行計画を変更することを検討しており、ホーチミン市で通信業を営むミン・チャンさんは家族分の航空券が50%安い800万ドン(約4万7200円)に下がる旧正月4日後にヴィンへ帰省する予定だという。

 

価格の高騰に関わらず、航空各社は旅行需要の増加を見込んでおり、ベトナム航空では2023年1月20日〜26日のテトの予約が2020年のテトから23%増加している。

 

同航空によると、主にハノイ〜ホーチミン間、ホーチミン発ダナン・ハイフォン線の予約が増加傾向にある。

 

バンブーエアウェイズはテトの連休に15〜20%の増便を計画しており、最大100万席を提供する可能性があるという。

 

また、ベトトラベル航空は来年1月7日〜2月2日までのフライトは予約が60%入っており、当局と連携して増便に取り組んでいる。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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