ホーチミンのゴールデンロータス・スパ、土地引渡しの強制執行

2022年11月16日(水)11時19分 公開
ホーチミンのゴールデンロータス・スパ、土地引渡しの強制執行

<写真:VnExpress>

 

ホーチミン市3区にあるスパ「ゴールデンロータス」の経営会社が土地所有者との投資協力契約を履行しなかったとして、同店舗の位置する土地の引渡し強制執行が行われた。

 

15日に同市3区民事判決執行委員会と検察庁代表、地元警察の計100人近くが判決執行を行い、同店舗の土地をゴールデンロータス社からDuy Tan社へ引き渡した。

 

この強制執行はゴールデンロータス社が、土地に付属する敷地と資産の引き渡しと所有者への1億9000万ドン(約107万円)の支払いに関するホーチミン市人民裁判所の4月19日付判決を履行しなかったため行われた。

 

同市3区民事判決執行委員会は強制執行を行うために、敷地内の資産を解体・撤去する部隊を雇う必要があり、ゴールデンロータス社は判決執行費用の約7億5000万ドン(約424万円)全額を支払わなければならない。

 

2016年1月4日にDuy Tan社とゴールデンロータス社は3区の不動産について投資協力の契約を締結し、Duy Tan社は土地利用権によって資本を拠出、ゴールデンロータス社は土地利用目的と事業条件に従ってオフィスと商業サービスを構築するために資金を費やした。

 

契約期限は2021年7月までで、運用開始後にDuy Tan社は毎月4億ドン(約226万円)を受け取り、3年目以降は5%増加する契約であった。

 

しかし、ゴールデンロータス社は契約を履行せず、契約満了時にDuy Tan社がゴールデンロータス社の契約不履行を訴えていた。

 

昨年末に3区人民裁判所はDuy Tan社の要求を受け入れ、ゴールデンロータス社に対して敷地の引き渡しと約18億ドン(約1017万円)の支払い、今年1月1日から土地に付属するすべての資産をDuy Tan社に引き渡しするまでの間は、土地上の資産の使用料として毎月4億ドン(約226万円)を支払うことを命じた。

 

その後、ゴールデンロータス社が控訴したが、4月の控訴審でホーチミン市人民裁判所はゴールデンロータス社の控訴を棄却し、同社は引き続き上訴を要求したが、7月上旬に最高人民検察院が控訴審判決を「根拠があり合法的」であるとして却下した。

 

 

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