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元交際相手を卑猥な映像で恐喝、ハノイの男性に懲役7年
<写真:Vietnamplus>
ハノイ市人民裁判所は12日、元交際相手の女性に対して「お前の卑猥な写真や動画をオンラインで公開する」として3万ドル(約412万7000円)を恐喝し逮捕されていた男性に対し、懲役7年の実刑判決を下した。
同日、非公開の裁判が約3時間に渡って開廷され、ハノイ市内で会社経営をする男性ズオン・ホアイ・トゥオン被告(41)に有罪判決が言い渡された。
また、共犯者としてブイ・ヴァン・トゥアン被告(34)とブイ・ヴァン・テン被告(38)に、それぞれ5年と7年の禁固刑が下されている。
同事件の裁判は、被害者の私生活に関わる繊細な内容が多いことを理由に非公開で行われた。
起訴状によると、2019年7月頃にトゥオン被告は既婚であることを隠し、被害者女性であるVさんと交際していた。
2020年12月にVさんが妊娠したが、同被告は子供の認知を拒否し、2人の交際は破局した。
2021年7月に同被告はVさんの誕生日に会う約束をし、携帯電話を渡して「また会おう」と申し出たが、Vさんは拒否をした。
激昂したトゥオン被告は恋愛期間中のプレゼントや現金の返済として3万ドルを要求するメールを送信し、Vさんの卑猥な写真や動画をオンライン上に公開する、妊産や中絶に関する書類を家族や新しい交際相手に送付するとして脅迫した。
同被告はVさんに対して執拗にメールで返金を求める圧力を掛け、Vさんは支払いに応じる約束をした。
同被告はトゥアン被告とテン被告を雇い、請求金額の30%の報酬でVさんへの金銭要求を手伝わせ、Vさんに前払金として3億5000万ドン(約203万9000円)を支払わせた。
その後、2021年9月2日にVさんは被告らに会って2億5000万ドン(約145万6500円)を支払い、数日後に残金を支払う約束をしたが、その場で警察への通報を行った。
警察への通報に気が付いたトゥオン被告らは裏口から逃走したが、公安省刑事警察局の捜査チームに逮捕された。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。