ベトナム北部の保護区、世界最高の観光村に選出

2022年12月22日(木)10時50分 公開
ベトナム北部の保護区、世界最高の観光村に選出

<写真:VnExpress>

 

世界観光機関(WTO)は、エコツーリズムを展開するタイグエン省タイハイ(Thai Hai)の少数民族保護区を「32のベスト観光村」に選出した。

 

タイハイ保護区は東南アジアで唯一、地域社会に根ざした価値観や製品を保存・促進する観光地として選ばれた。

 

同保護区はハノイ市から車で1時間程度、70ヘクタールの敷地に少数民族タイ族の伝統的な高床式住居が30軒並んでいる。

 

緑豊かな自然と茶畑に囲まれており、観光客はエコツーリズムに参加し、タイ族の伝統文化や生活様式を体験することが可能である。

 

タイハイ保護区の他には韓国の平沙里(ピョンサリ)や中国の大寨(だいさい)が世界的な観光村として選出されている。

 

WTOは観光村を文化・自然資源、文化資源の振興と保護、経済の持続可能性、社会の持続可能性、環境の持続可能性、観光開発とバリューチェーンの統合、ガバナンスと観光の優先順位、インフラと接続性、健康・安全・セキュリティといった基準に基づいて評価している。

 

ベトナムでは地元の人々が観光製品やサービスの提供に直接参加するコミュニティベースの観光が徐々に形作られており、ベトナム観光協会によると、こうした取り組みが雇用の創出や貧困の削減、文化的アイデンティティの保護、ベトナム観光の活性化に貢献している。

 

 

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