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ベトナムの空港職員は不親切、外国人観光客の再訪を阻む
<写真:Tuoi Tre>
多くのベトナム人が外国人観光客再訪への障壁は同国の不利なビザ政策だけではなく、空港の不清潔さと空港職員の不親切な態度であるとして指摘する。
地元紙の読者は「ベトナムの空港職員は愛想がなく、不機嫌で殆ど笑顔を見せない。空港で嫌な思いをする。初めて訪れる外国人旅行者がどんな気持ちになるか想像は容易である」として不満を述べる。
他の読者も空港職員の不親切な態度や空港警備員に腹立たしさを感じるといった声を寄せるとともに、管理機関は空港や港、観光地の全従業員が乗客に笑顔を見せるように再教育するべきであると提案する。
タンソンニャット国際空港やノイバイ国際空港の空港職員は無表情で高圧的、無礼であり非常に腹立たしい、トイレも不清潔であるとして、主要空港も同様に稚拙であるという声が寄せられている。
また、多くの読者から「ホスピタリティの向上は、ベトナムへのリピーター獲得につながる」という共通の意見が寄せられた。
他国と比較してもベトナムの空港は酷さが目立つという。
地元紙の読者ドゥックさんが数年前に成田国際空港を利用した際、清掃員から警備員まで全ての従業員が『こんにちは』『ありがとう』と声を掛け、搭乗前には一列に整列した乗務員と警備員が乗客全員にお辞儀をして『ありがとうございました』と言い感動したという。
一方で、ベトナムの空港での体験はおもてなしとはほど遠いものであった。アジア人旅行者のグループの1人が搭乗券を忘れた際に、タンソンニャット国際空港の入国審査官は何の指示もサポートせずに『ここから出て行け』と言い放ったという。
また、空港職員は態度が悪いだけでなく、役割によって異なる問題への対処能力も悪く、対応するまでに無駄に長い時間を要することが多いといった声も寄せられている。
ビザ政策だけではなく、こうした『サービス』面での改善も必要不可欠である。
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