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テト前の消費需要、スマホ関連製品の購入がトレンド
<写真:VnExpress>
ベトナムではテト(旧正月)休暇を目前に控え、新しいスマートフォンへの買い替えや新しいケースの購入、電池交換などの修理を行う人が急増している。
スマートフォンアクセサリーの販売店によると、干支である猫をテーマにしたスマートフォンケースの需要が非常に高まっており、日によっては数千個の注文が入る。
ポケモンをモチーフにしたユニークなデザインの製品が飛ぶように売れており、1個10万ドン(約560円)程度のピカチュウ風の猫をデザインしたケースが人気であるという。
テトをテーマにしたスマートフォンケースは、通常時に販売されているものと素材や色は変わらないが、1個あたりの平均価格は数万ドン高い価格設定となっている。
1個あたり数百万ドン(100万ドン=約5600円)もするスタイリッシュなスマホケースも多く販売されており、こちらも人気を博しているという。
他には風水に基づいた縁起の良い色のアクセサリーも販売数が増加している。
スマートフォンアクセサリー店「HD Accessory」によると、景気後退で市場全体が打撃を受けているが、携帯電話アクセサリー業界の売上は前月比で約30%の増加であるという。
スマートフォンアクセサリー以外では携帯電話の修理件数も急増している。
ベトナム全土に展開する携帯電話修理チェーンの担当者によると、テト前の数日で携帯電話の修理依頼が前月比で10%、昨年同期比で15%の増加となった。
こうした修理需要急増の背景には、修理した端末を故郷の家族に贈る人の増加傾向があるという。
また、ベトナム人はテト期間中に1日中外出することも多く、バッテリー切れを心配してバッテリーの交換修理を依頼する人も多い。
修理店によると、今年はサプライチェーンが安定しているため、今以上に需要が急増しても部品不足になることはないという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。