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AIトレンド|ChatGPTがベトナムを席巻

2023年02月03日(金)13時25分 公開
AIトレンド|ChatGPTがベトナムを席巻

<写真:VnExpress>

 

昨年12月上旬にリリースされ、世界中で急速に広まっている人工知能アプリ「ChatGPT」の利用者数が、ベトナムでも急速に増加しているという。

 

ChatGPTは百科事典のような知識を様々な方法で応用し、まるで人間のようにユーザーとチャットをすることが可能なアプリケーションである。

 

昨年12月上旬のリリースから1週間で全世界100万人以上がこのアプリに登録し、ベトナムでも高い人気を誇るようになっている。1月中旬にはChatGPTが一世を風靡し、ローンチから40日で世界1000万人の加入者を獲得している。

 

過去3日間のGoogle Trendsの統計によると、ベトナムで最も検索されたキーワードは「ChatGPT」と開発元の企業である「OpenAI」であった。

 

少額でアカウント開設のサポートを行っている人物によると、12月には約300件のアカウント作成依頼があり、1月には約1500件にも達したという。

 

ChatGPTは無料で利用可能であるが、ユーザーはOpenAIのプラットフォームでアカウントを購入する必要がある。

 

しかし、OpenAIはベトナムでのChatGPTアカウント取得に対応しておらず、ベトナム国内のユーザーは仮想プライベートネットワーク(VPN)の利用や国際決済カードでの登録、他人からのアカウント購入といった対応が必要になる。

 

ChatGPTアカウントのリースや代理購入もベトナムでは非常にポピュラーになっており、2万~15万ドン(約110〜820円)の値段で提供されている。

 

ホーチミン市科学技術研究所のダン・ミン・トゥアン代表によると、ChatGPTが大きな関心を呼んだのは、人間の知能に非常に近いAIのアプリケーションが初めて広く導入されたからである。

 

ChatGPTの最も魅力的な品質は、知識ベースの様々な質問に答える能力ではなく、映画の脚本やコンピュータプログラミングといったオンデマンドコンテンツを作成する能力であるという。

 

一方で、AIは質問や問題に対して誤った答えを出すことも多く、非常に危険なツールといった一面もある。

 

トゥアン代表によると、ChatGPTは単なる言語モデルであり、与えられた結果を証明するソースはない。また、ChatGPTは文脈やユーザーの感情を理解しないため、不適切な反応をし、ユーザーの体験に悪影響を及ぼす可能性がある。

 

ユーザーは責任と目的を持って使用する必要があり、議論を呼ぶような情報や個人・組織を傷つけるような情報の取り扱いには依然として注意が必要であるという。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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