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ダクラク省のゾウ乗りサービスが終了、ゾウの保護が進む

2023年02月13日(月)13時10分 公開
ダクラク省のゾウ乗りサービスが終了、ゾウの保護が進む

<写真:DTI News>

 

ベトナム中央高原地域に位置するダクラク省の当局は、同省内の象保護を目的として、10日から地元観光地での象乗りサービスを停止することを決定した。

 

この決定を受け、Dak Lak September 2 Import-Export社傘下のBiet Dien観光・ホテル支店の代表者は、Buon Don観光センターでの象乗りサービス停止の発表を行った。

 

同センターでは2頭の象が飼育されており、地元住民との契約で4頭の象を象乗りに利用できるようになっていた。

 

先月のテト(旧正月)休暇中には、象乗りサービスが2人の顧客につき50万ドン(約2800円)、象との写真撮影が1人あたり10万ドン(約560円)で提供されていた。

 

ダクラク省人民委員会は2022年末に象乗りから「象に優しい観光モデル」への転換を支援する554億5000万ドン(約3億1055万円)のプロジェクトを承認している。

 

プロジェクト予算はアニマルズ・アジア財団が約509億ドン(約2億8507万円)を出資し、残り約45億6000万ドン(約2554万円)は象保護・動物救済・森林保護センターに割り当てられた地方予算から調達されることになる。

 

同プロジェクトは2026年12月まで実施され、象に優しい観光サービスの開発によって象乗りを中止し、象に対する福祉の向上と保護を目的としている。

 

プロジェクトの実施を受けた同省人民委員会は先月、同省ラク(Lak)郡とブオンドン(Buon Don)郡の関係機関に対し、3月10日〜14日まで開催されるバンメトート(Buon Ma Thuot)市コーヒーフェスティバルでの象の使用見直しを要請した。

 

同要請では街頭での象のパレードは象を車両に乗せて行うことや、象の写真使用は開会式や閉会式、教育活動のみに限定することが求められている。

 

ダクラク省にはブオンドン郡の22頭を含む37頭の象が生息しており、1980年代の500頭から急減した状態である。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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