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受取トラブルで配達員を暴行、被害者は両腕骨折の重傷
<写真:Tuoi Tre>
17日、ベトナム中部クアンガイ省で配達員が荷物を受け取り拒否した夫婦に襲われ、両腕を骨折して入院する事件が発生した。
被害に遭ったのは同省在住の配達員ダットさん(24)で、現在は鉄パイプや植木鉢、椅子で殴られた傷の治療のためにダナン市のC17軍事病院に入院している。
同日午前11時頃、ダットさんは同省トゥーギア(Tu Nghia)郡にあるチュン・ディン・ニャット氏の自宅にオキシペタルムの植木を届けた。
しかし、ニャット氏が荷物の受け取りを拒否したため、「当事者間で解決するように」とダットさんは売り手に電話してニャット氏に電話を手渡した。
ニャット氏は売り手と携帯電話越しに10分ほど言い争った後、非常に興奮した状態でダットさんに電話を返却したという。
その後、ダットさんが「荷物を受け取り拒否しても、配達料を支払う必要がある」として、ニャット氏に配送料3万ドン(約170円)を請求した。
興奮状態にあったニャット氏は更に激昂し、ダットさんを蹴り倒して殴った後に植木鉢で頭部へ暴行を加えた。
ニャット氏は妻に家の門を閉めるように指示した後、鉄パイプを使ってダットさんへの暴行を続け、妻もステンレス製の椅子2脚を持ってダットさんへの暴行に加わった。
ダットさんは隙を見てニャット氏の自宅から逃げ出し、近隣の住宅に身を隠した。
近隣住民の証言によると、ニャット氏はナイフを持ち出し、逃げ出したダットさんを探し回っていたという。
その後、通報を受けた警察によってダットさんはクアンガイ省総合病院へ搬送され、応急処置を受けた後、ダナン市のC17軍事病院に移送された。
同病院の医師によると、ダットさんはヘルメットを被っていたため、頭部への大きな怪我はなかったが、両腕の骨折は手術をしなければならないほど重傷であったという。
トゥーギア郡警察はニャット氏を警察署に召喚し、事件処理を進めている。
ダットさんが勤務するGiao Hang Tiet Kiem者の担当者によると、配送料を請求したことは適切な行動であり、ニャット氏による暴行は法に則り裁かれる必要がある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。