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ホーチミン市で大量の偽物・密輸品を押収、ブランド品や酒・牛乳など
<写真:Hai Quan Online>
ホーチミン市市場管理局は10日と11日に偽物・密輸品の撲滅に向け、同市内の数十店舗へ知的財産権侵害に関する立ち入り調査を実施した。
同局は10日に15箇所の立ち入り調査を実施し、偽造の兆候がある商品の取引11件と原産地や商品の出所、インボイス、文書、価格表示に関する違反4件を摘発している。
また、11日には16箇所で調査を実施し、偽造の兆候がある商品の取引11件と原産地や商品の出所、インボイス、文書、価格表示に関する違反を9件を摘発した。
同市市場管理局は2日間で5995点の偽物を押収したという。責任者によると、主な知的財産権侵害品は有名ブランドの眼鏡や靴、衣服であった。
同市3区リーチンタン(Ly Chinh Thang)通りの多くの履物店ではAdidasやNike、CROCSのサンダル、MICHAEL KORSの靴などが押収され、ゴーバップ区の時計・眼鏡販売店3店舗からはLacoste、Boss、Porsche Designのメガネをはじめとする有名ブランドの眼鏡や時計の偽物約800個が押収されている。
今回の立ち入り調査では偽物に加え、必要な書類が不在である数百個の牛乳パックや外国産酒も摘発された。
同市3区グエントン通りにある有名店Thanh Uyenからは、必要な書類が不在であるキャンディーやパテ、大麦、液体ミルク、コーヒー、粉ミルク等の韓国や米国製食品446点が押収されている。
また、同市3区のNguyen Thi Tamでは液体ミルクと粉ミルク、アルコールが207点、1区のWinemartではイタリアやオーストラリア、オランダ産をはじめとするアルコール67本が押収された。
ホーチミン市市場管理局は商工省の指示を引き続き実施し、偽物や出所不明商品の撲滅に向けて地域の監督強化を行っていくという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。