ホーチミン市1区の複合商業施設計画、用地問題で白紙化

2023年03月16日(木)09時26分 公開
ホーチミン市1区の複合商業施設計画、用地問題で白紙化

<写真:VnExpress>

 

ホーチミン市人民委員会は同市1区マーラン(Ma Lang)地区で建設が予定されていた複合商業施設計画を、建設予定地で用地が確保できないことを理由に白紙化したことを明らかにした。

 

マーラン地区はグエンチャイ(Nguyen Trai)通りとコンクイン(Cong Quynh)通り、チャンディンスー(Tran Dinh Xu)通り、グエンクーチン(Nguyen Cu Trinh)通りに囲まれた6.8haのエリアである。

 

同地区は1975年以前に墓地として使用されていたが、1980年〜82年にかけて農村や山間部の新経済圏に流出した人々が極度の貧困のために出戻り、住み着くようになった。

 

1990年代後半〜2000年代前半にかけては麻薬で知られる地域となり、マーラン地区はホーチミン市で最も恐れられるギャングの代名詞となったという。

 

ホーチミン市は2000年に同地区の改修計画を開始し、2007年にビテクスコ・フィナンシャルタワーを所有するビテクスコグループが住宅や店舗、オフィス、ホテル、病院を含む複合施設案件の投資主となった。

 

同案件を進めるためには1424世帯を立ち退かせる必要があったが、ホーチミン市は補償や移転に関する意見の対立を解決することができないでいた。

 

 

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