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ベトナムは東南アジアの主要なビジネスパートナー:ロシア副首相
<写真:VnExpress>
ロシアのドミトリー・チェルニシェンコ副首相によると、ベトナムは東南アジアでユーラシア経済連合(EAEU)と自由貿易協定(FTA)を締結した唯一の国であり、ロシアにとって同地域の主要なビジネスパートナーである。
6日にハノイ市でベトナム企業150社以上、ロシア企業50社以上が参加するベトナム・ロシアビジネスフォーラムが開催され、同副首相がロシアから参加した。
ベトナムとロシアの貿易は2016年10月に発効したFTA(VN-EAEU FTA)によって促進され、貿易収入は2016年〜2021年の間に毎年約15%増加し、55億ドル(約7246億9925万円)以上に達していた。
同副首相はロシア政府が科学や教育、デジタル技術における新しいソリューションの開発に注力しており、その経験をベトナムと共有することを望むという。
ベトナムのチャン・ホン・ハー副首相によると、両国の経済協力による成果は依然として控え目なものであり、商業からインフラ、エネルギー、訓練、科学研究といった幅広い分野での協力強化に向け、様々な機関が新規プロジェクトを提案している。
ベトナムはハイテクやイノベーション、グリーンエコノミーへの外国投資誘致に注力しており、同国政府はロシア企業がより多くの分野に参加することを奨励している。
2023年3月時点で、ロシアはベトナムに171のビジネスプロジェクトを展開しており、登録資本金は9億7000万ドル(約1277億7277万円)を超え、ベトナムに投資する143の国・地域の中で28位となっている。
171プロジェクトの半数以上が天然資源開発に関するものである。
ベトナムはロシアで17のプロジェクトを展開しており、投資総額は16億3000万ドル(約2147億850万円)で、ベトナムの海外投資の7%を占めている。
ベトナム税関によると、2022年はロシア・ウクライナ戦争を含む様々な要因でベトナムの対ロシア輸出が51.4%減となり、二国間の貿易総額は35.4%減の35億5000ドル(約4609億8216万円)となった。
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