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ベトナムでグランピング人気が急騰、4月末の連休は予約満室
<写真:VnExpress>
南部解放記念日とメーデーの5連休中、ハノイ市とホーチミン市近郊のグランピング施設は自然体験を求める人々で満室となっている。
連休の予定をグランピング施設に問い合わせたアインさん(21)によると、問い合わせをした施設4つのうち3つはすでに満室であった。
ハノイ市ソンタイ町にあるグランピング施設のテントに1つだけ空きがあり、アインさんと友人グループの7人は1泊300万ドン(約1万7000円)以上で予約したという。
グラマラスとキャンピングを合わせた造語であるグランピングは、世界的なトレンドになっており、ベトナムでも人気が出始めている。伝統的なキャンプの厳しさや簡素さとは対照的に、グランピングは郊外で旅行者が豪華な設備を備えた大きいテントでアウトドアを楽しむことを指している。
ハノイ市から約80km離れたタイグエン省にある「MoJen's Camp & Retreat」の担当者によると、5連休中は全てのテントが予約済みであり、中には1ヶ前から予約している人もいるという。
同施設の宿泊用テントの予約料は大人120万ドン(約6900円)、子ども60万ドン(約3400円)で、BBQディナーと翌日の朝食、グランピングエリア内の全サービスの使用料が含まれている。
ハノイ市のホン川(紅河)付近にある「Sixdoong Cafe & Camping」では、24日時点で90%以上の予約が入っており、連休中には満室になることが予想される。
同施設は毎日午前10時〜午後11時まで営業しており、エンターテイメントや食事などのアクティビティを楽しむことが可能である。
ホーチミン市近郊のグランピング施設でも大半が満室となっており、ドンナイ省でグランピング施設2つを運営するフー氏によると、両施設ではテントの稼働率が90%に達した。
バリア=ブンタウ省の「Di Bui Camping」では、連休中のテントが全て予約済みとなっている。
同施設にはテント30張があり、最大150人が宿泊可能である。レンタル料は1人あたり80万ドン(約4600円)で、連休中は10%の追加料金が必要となる。
また、中南部ビントゥアン省にある「Boo Camp」では、1ヶ月前までに大半のテントが予約済みになったという。
グランピングはホテルに滞在するような充実した設備と快適さを享受しながら、自然に近い場所に滞在したいという人々の間で根強い人気があり、多くのグランピング施設が環境に優しい素材を使用し、環境の持続可能性を優先したサービスを提供している。
Booking.comがベトナム人5000人を対象に行った最近の調査では、半数が持続可能な旅行に対してお金を払う用意があると回答した。
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