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ロンタイン空港建設の粉塵汚染、空港公社への罰金が決定
2023年04月27日(木)13時11分 公開
<写真:VnExpress>
ロンタイン国際空港建設における粉塵汚染問題に関して、ベトナム空港公社(ACV)に1億8000万ドン(約100万円)の罰金が科されることが決定した。
天然資源環境省によると、同社は同空港の建設に際して2500haを超える敷地を均す過程で十分な散水を行わなかったため、粉塵が10km離れた場所まで広がり、家屋や学校、樹木などが赤い粉塵に覆われ、ネットやビニールシートで家を覆わなければならない状態に陥らせた。
同プロジェクトで発生した粉塵は安全基準を最大で10倍上回る公害を引き起こすという。
同社は粉塵汚染に対する罰金とは別に、同省が承認した環境影響評価報告書の不履行によって9000万ドン(約52万円)の罰金を科されている。
同報告書では雨水を貯める貯水池や排水システム、沈殿池、暴風雨による土砂を防ぐ仮設池の建設が必要となっているが、同社は未だ建設をしていない状態である。
同社は今月初めに粉塵の影響を受けている学校に対してエアコンを設置するとして、3億ドン(約170万円)の資金提供を行うことを発表し、1200㎥の散水用貯水池を10箇所に建設することも発表している。
天然環境資源省によると、同空港はベトナムの最も重要なプロジェクトの1つであり、迅速に完成させる必要があるため、作業の中断は受け入れがたい選択肢である。
同プロジェクトは5000haに及び、投資資金は約336兆6000億ドン(約1兆9000億円)に上る。
2021年にスタートした第1期プロジェクトでは、滑走路とターミナル、付随するインフラ建設を行い、年間2500万人の収容が可能となる予定である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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