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ベトナム航空、第1四半期は収入増も赤字
<写真:VnExpress>
ベトナム航空は連結売上高が前年同期比202%増となったが、今年第1四半期に370億ドン(約2億1200万円)の税引き後損失を計上した。
前期の連結財務報告書によると、同社の連結売上高は23兆6400億ドン(約1355億9500万円)であった。
同社は前四半期に931億ドン(約5億3400万円)の税金と手数料を国家予算に拠出し、今年3月31日時点での資産は59兆6000億ドン(約3418億5700万円)を超えているが、自己資本は10兆ドン(約573億5200万円)のマイナスである。
同社の経営陣によると、同社は損失を削減するために解決策を練り、国家管理機関の支援を求める努力を続けているという。
一方、ベトジェットの売上高は約12兆9000億ドン(約739億8390万円)、税引き後利益は1730億ドン(約9億9200万円)であった。
同社は1〜3月期に3万1300便を運航し、約540万人の乗客を輸送しており、それぞれ前年同期比57%と75%増となっている。また、貨物輸送量も前年同期比20%増の1万4800トンを超えた。
同社は前四半期に1兆500億ドン(約60億2200万円)の税金と手数料を国家予算に拠出した。
ベトトラベル航空とバンブー航空は第1四半期の財務報告書をまだ発表していない。ベトトラベル航空は同期間に約1600便を運航し、平均搭乗率は91.2%以上であった。
同社はベトジェットとベトナム航空が損失を出した2021年と2022年の最終四半期に、2000億ドン(約11億4700万円)の利益を記録している。
ベトナムの航空部門は2022年に乗客9900万人にサービスを提供したが、燃料価格の高騰や国際線の利用者数の少なさ、高い運航コストによって苦戦を強いられた。
専門家は航空が地域経済の重要な原動力であるため、同分野の明るい展望に大きな期待を寄せている。
既存国際航空路線の再開や新規路線の開設、燃料価格や貸出金利の低下などが、航空部門を後押しするものとして期待される。
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