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ホーチミンのサービスアパート入居率が急上昇、外国人も増加傾向に
<写真:VnExpress>
ホーチミン市では短期出張者や観光客が増加しており、今年1月~4月のサービスアパートメント入居率に上昇傾向が見られた。
VnExpressの調査によると、同市タンビン区にあるサービスアパートメント2棟60戸の入居率は90%に達し、標準的な1泊68万ドン〜75万ドン(約3900円〜約4300円)の部屋に関しては入居率が95%となっている。
ホテルに比べて競争力のある価格が既存入居者の維持と新規入居者の誘致に役立っているという。
同市ビンタイン区にある高級サービスアパートメントとオフィステルの賃貸会社によると、今年1月〜4月の入居率は95%を超えている。
同社の1泊130万ドン(約7500円)の1ベッドルームは平日も週末も満室である。
2ベッドルームは90%近い入居率を記録し、入居者はベトナム人だけではなく、韓国人や日本人、台湾人などであるという。
3ベッドルーム以上の入居率は80%で、主に海外出身のベトナム人を中心とした家族層が入居している。
ランドマーク81周辺のサービスアパートメント平均賃料はパンデミック期と比較して約2倍となり、1ベッドルームの1泊あたり賃料は2021年第2四半期の50万ドン~70万ドン(約2900円〜約4000円)から2023年第1四半期には120万ドン~130万ドン(約6900円〜約7500円)へと急騰した。
フーニャン区のサービスアパートメントではテト後に入居者が急増し、入居率が87%に達しており、3月以降の入居率も80%以上を維持している。
不動産コンサルタント会社の「Colliers Vietnam」によると、ベトナムで働く外国人専門家数の増加もあり、同市の高級サービスアパートメント入居率は今年第1四半期に91%~92%に達した。
また、不動産コンサルタント会社の「Savills Vietnam」は、最高級〜標準程度のサービスアパートメントが今年第1四半期に84%の平均入居率を記録し、前年同期と比べ16%上昇したことを発表している。
入居者の大半が日本人や韓国人、台湾人の専門家であるという。
「Colliers Vietnam」のデビッド・ジャクソン代表によると、2023年後半は中国人観光客の増加に伴い、サービスアパートの需要も増加する可能性が高い。
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