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ホーチミン市中心部、需要低迷で複数ホテルの閉鎖が相次ぐ

2023年05月29日(月)13時14分 公開
ホーチミン市中心部、需要低迷で複数ホテルの閉鎖が相次ぐ

<写真:Tuoi Tre>

 

ホーチミン市中心部では外国人宿泊客の売り上げや人数が予想を下回り、多くのホテル経営者が閉鎖や業態転換、売却せざるを得ない状況になっている。

 

同市1区レタントン通り117番地にある4つ星のノーフォーク・ホテル(Norfolk Hotel)は25日にウェブサイトで閉鎖を発表し、約30年の営業に幕を閉じた。

 

同ホテルは1990年代に同市観光部門が外国人観光客に門戸を開いた際に設立された合弁ホテルのひとつであった。

 

同市内で最も高価な通りの1つであるドンコイ通り沿いも空き物件が目立ち、既に閉鎖したカティーナサイゴンホテルの1階部分は落書きで汚れ、賃貸広告で完全に覆われている。

 

リートゥーチョン通りにあったT.T.というホテルは3年前に閉鎖し、現在も賃貸中という掲示が掲げられたままである。

 

同通りにあった4つ星施設のラベンダーホテルはパンデミック後に閉鎖され、現在は運営形態を変革している。

 

同市内にある多くのホテルがオンライン不動産取引プラットフォームで貸し出しや売却に出され、同市1区にある8階建てのホテルは1380億ドン(約8億2500万円)での売却、もしくは2年間のリース契約で月々4億ドン(約240万円)である。

 

3つ星で12階建てのホテルは2650億ドン(約15億8500万円)で提供されている。

 

その他小さなホテルは1000億ドン(約5億9800万円)以下で売りに出されており、大半が350~600億ドン(約2億900万~3億5900万円)である。

 

不動産の専門家によると、多くのホテル経営者が事業運営のために銀行ローンを借りるなどしており、財政難によって物件の売却を余儀なくされている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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