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ベトナム初の宇宙週間、NASAの専門家が参加

<写真:VnExpress>
ホーチミン市とハウザン省、ビンディン省において6月5日〜9日まで、NASAの専門家が参加する初のベトナム宇宙週間が開催されている。
主催のホーチミン市コンピュータ協会によると、NASAの宇宙週間イベントは2000年から毎年各国で開催されているが、東南アジアで選ばれたのはベトナムが初である。
同イベントにはNASAの元宇宙飛行士で元米海軍大尉のマイケル・A・ベイカー氏、NASAの飛行外科医でアメリカ空軍予備役少将のジョセフ・シュミット氏が参加する。
5日と6日にメコンデルタ地方のハウザン省、7日にトゥードゥック市、8日と9日に中部ビンディン省で開催される同イベントは、宇宙開発、科学研究、技術開発におけるNASAの業績と貢献を紹介することを目的としている。
イベント期間中はNASAの代表者が最新のプロジェクトやイニシアティブを紹介し、宇宙飛行士の宇宙での仕事や生活環境の話や地球を守るための科学研究、環境汚染の軽減、小惑星が地球に衝突する危険性の警告、地球外生命体の可能性についてなど、若い世代にインスピレーションを与えることが期待される。
ベイカー氏はケネディ宇宙センターでスペースシャトルの宇宙飛行士サポートチームのリーダーを務め、宇宙での滞在時間は965時間に上り、現役から退いた後はNASAを代表して様々なイベントに参加している。
シュミット氏はワシントンD.C.にある空軍外科医総長の動員アシスタントであり、テキサス州ヒューストンのジョンソン宇宙センターでNASAのフライトサージャンでもある。
同イベントには映画鑑賞やゲーム、会議への参加、NASA専門家との写真撮影、バーチャルリアリティによる宇宙学習、ホログラフィーといったアクティビティが用意されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。