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工業用不動産市場が低迷、景気低迷の影響
2023年06月12日(月)09時27分 公開
<写真:VnExpress>
ベトナムでは海外直接投資(FDI)減少や製造業における活動縮小の兆しが、工業用不動産市場を低迷させている。
不動産コンサルタント会社のクッシュマン&ウェイクフィールドによると、第1四半期にベトナム南部の工業用不動産入居率は前年同期比で8ポイント低下し、既製工場と倉庫については11ポイントと9ポイント低下した。
別のコンサルタント会社であるJLLは「輸出減少によって南部の工業用不動産市場が短期の低需要期に入る兆しがある」としている。
ベトナム不動産協会(VARS)によると、多くのプロジェクトで整地が遅延して市場が苦境に立たされ、工業地帯における労働者の宿泊施設不足も発生した状況にある。
また、世界経済の見通しが悪い影響によって、外国人投資家が遠ざかっているという。
ベトナムへの海外直接投資額は2023年1月〜5月に7%減の108億6000万ドル(約1兆5160億円)となった。
不動産会社North Stars Asiaのチャン・ミン・ハー会長は、世界経済の不確実性が工業用不動産セクターに影響を与え、ベトナム製品への需要が低いままであることを指摘している。
また、もう1つの問題として、銀行の貸出金利が高いことを挙げ「融資金利が低下すれば、企業が安い資金を利用できるようになり、製造活動を押し上げ、工業用不動産市場が短期的な課題を克服するのに貢献する」と述べた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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