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ベトナム人のモバイルアプリ課金、1月〜5月で1億ドルを超える
<写真:VnExpress>
ベトナム情報通信省は同国のモバイルユーザーが、2023年1月〜5月にアプリ内購入で合計1億ドル(約138億6220万円)以上を費やしたことを発表した。
同省のデジタル・トランスフォーメーションに関する最近の報告書によると、iOSデバイスのアプリ内課金によるオンライン取引の収益は、アンドロイドよりも1.5倍高い。
また、ベトナムからのアプリダウンロード総数は14億1000万件に達し、アンドロイドからのダウンロード数が75%を占めている。
ベトナム市場は世界のアプリダウンロード数の2.2%を占め、2022年同期の3.4%からわずかに減少した。
同報告書によると、ベトナム人が利用するアプリの大半は海外製で、国内製アプリは22%に過ぎない。
アプリのダウンロードと支出の大半はモバイルゲームであるという。
ドイツのモバイル分析会社Adjustによると、ベトナムはモバイルゲーム愛好家の拠点として浮上している。
5月に発表された同社のレポートによると、24歳以下の大半のプレイヤーがお気に入りのモバイルゲームで毎日平均2~3時間を費やし、バーチャルアイテムや追加コンテンツをアンロックするためにアプリ内課金に多額の出費を厭わない。
ベトナムのモバイルゲーム収入は、2023年までに7億ドル(約970億3540万円)に達することが予想されている。
ドイツのオンラインプラットフォームStatistaによると、ベトナム人は2021年に1日平均約6.5時間インターネットを利用しており、このうち1日のインターネット利用時間の少なくとも3時間がモバイルアプリに費やされていた。
2022年にベトナムにおけるモバイルアプリへの消費者支出総額は5億600万ドル(約701億5840万円)に達し、2018年に記録された額の3倍以上になった。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。