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8月15日からのビザ緩和、国際観光客が急成長見込み
<写真:VnExpress>
ベトナムで8月15日に実施される新しいビザ延長政策は、今年800万人の外国人旅行者を迎えるという目標に向け、観光部門を勢いづける役割を果たすことが期待されている。
新しいビザ政策ではEビザの有効期間が30日から90日に延長され、複数回の入国が可能になる。
ベトナム旅行協会のフン・クアン・タン副会長によると、新しいビザ政策は多くの旅行会社にとって外国人観光客を誘致するための最適な条件を作り出すものである。
現在の欧米諸国の観光客はベトナムからタイやカンボジアのような隣接国へ旅行することが多いため、ビザ政策の緩和は適切な商品開発に役立つことになるという。
ビザ政策の緩和はパンデミック後の観光産業の回復競争におけるベトナムの順応性と柔軟性を示すだけではなく、旅行会社が高齢者向けリゾートや医療観光、研究志向の観光といった様々な長期的商品を提供するための基盤ともなる。
ビザ政策の緩和とは別に、5月18日に発表された「効果的で持続可能な観光の回復と発展を加速させるための重要な課題と解決策に関する政府決議」は、観光を経済の先鋒に変えるためのもう1つの重要なステップである。
ベトナム観光総局(VNAT)は文化・スポーツ・観光省のアドバイザーとして、政府決議の実施に向けた行動計画策定への取り組みを進めている。
ベトナム観光協会のヴー・テェ・ビン会長によると、同協会が企業に対し、より多くの外国人観光客を誘致するため、市場調整と観光プロモーションに重点を置き、同文書を実施するように促進しているという。
VNATのハー・ヴァン・シウ副代表は、主にビザや出入国管理政策の緩和のおかげで、現時点から今年末まで国際観光が急成長する見込みであると強調している。
業界全体は年間の観光客目標を達成するため、2030年までにマーケティング戦略を展開し、スマートツーリズムのための情報技術の応用、コミュニティベースの観光開発プロジェクトに焦点を当てる。
ゴールデンツアー社のファム・ティエン・ズン取締役によると、企業各社は法律の草案を注視し、情報と商品の両面から準備を進めてきており、法律が議会を通過した後、観光会社はパートナーに通知して適切な計画を立てることが可能になったという。
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