ホーチミンで外国人居住登録の確認強化、8月1日から開始

2023年08月02日(水)10時25分 公開
ホーチミンで外国人居住登録の確認強化、8月1日から開始

<写真:Tuoi Tre>

 

ホーチミン市警察は8月1日から外国人を収容する全ての宿泊施設を検査するキャンペーンの実施を開始しており、外国人入居者の一時的な居住登録を怠った家主やアパートサービス事業者は罰金の対象となる。

 

同キャンペーンは外国人のための一時的な居住申告の要件についての国民の意識を高め、外国人に関連する違法行為を防止することを目的としている。

 

同市公安局入国管理課のデータによると、同市にはベトナムで最も多くの外国人が存在し、約8万軒のホテル、賃貸住宅、工業団地、民家などに約10万人が居住しているという。

 

多くの宿泊施設経営者が外国人の一時滞在申告に関する規制を遵守しておらず、外国人が違法行為を行う道を開いている。

 

同市警察は過去2年間で5300件以上のケースを調査し、23の組織と5645人の外国人が行政違反と犯罪を犯していることを発見した。

 

違反者の大半はマンションや孤立した住宅地、人通りの少ない場所にある民家などに居住しており、不法入国やハイテク詐欺、賭け事、高利貸し組織などに関与していたことも明らかになっている。

 

同市警察によると、40~50人の容疑者が1軒の家に集まり、家主の知らない間に大規模な技術設備を設置し、違法行為を長期間続けていたケースも摘発されているという。

 

同市警察は関係機関や家主、アパートや別荘地の管理委員会などと連携し、外国人による一時滞在の申告を呼びかけるとともに、犯罪者との闘いや外国人に関連する犯罪の兆候を見抜くための啓発活動を行っている。

 

 

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