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ベトナムの手足口病患者数、8ヶ月間で6万8000人超
2023年08月29日(火)10時51分 公開
<写真:Tuoi Tre>
ベトナム保健省によると、同国では今年に入ってから手足口病の患者数が6万8096人に達し、昨年同期比で52%増加した。
手足口病による死者数は18人で、昨年同期比で15人増加している。
第33疫学週(8月14日~20日)には国内で5727人の手足口病患者が確認され、死亡者は0人で前週より12%減少した。
ホーチミン市では過去数週間で手足口病の患者数が減少しており、第33週には1869人の感染が報告された。しかし、第31週の患者数は2401人、第30週は2665人であった。
ハノイ疾病管理センターの報告によると、同市では過去数週間で週平均40~50人の手足口病患者が報告されている。
同市における手足口病患者の総数は、36のクラスターが発生したが、昨年比で約100人減少し、1169人となった。
専門家によれば、ベトナムにおける手足口病感染の大半はエンテロウイルス71(EV71)とコクサッキーA16型によるものである。
手足口病は全年齢層に感染する可能性があるが、感染者の90%は3歳以下の幼児が占める。特にEV71株は重症化を引き起こし、死亡のリスクが高いとされている。
保健省ベトナム予防医学総局は、学校、特に幼稚園や保育園が手足口病の予防対策を怠れば新学年の始まりに感染症が広がる可能性があると指摘する。
同局は個人の衛生管理、食の安全・衛生の確保、家庭・幼稚園・保育園の玩具や遊び場の消毒、廃棄物の適切な収集・処理、子供たちの手足口病の症状の監視と早期発見、感染兆候が現れた場合の適切な隔離と医療センターへの搬送などを行うように人々へ勧告している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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