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8月のベトナム製造業、PMIが50を上回る
2023年09月06日(水)11時52分 公開
<写真:VnExpress>
ベトナムの製造業は8月に新規受注と生産が増加し、需給バランスの改善が示唆されている。
8月のS&Pグローバル・ベトナム製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.5を記録し、6ヶ月ぶりに50.0を上回った。これは前月の48.7からの増加を示し、製造業の景況が僅かに良好になったことを意味している。
企業の購買活動は増加し、そのペースは昨年9月以来のものであった。一方で、雇用は依然として脆弱であり、企業は増員に慎重である。
生産高と新規受注の増加は、特に投資財のカテゴリーで顕著であった。
新規受注は6ヶ月ぶりの増加を示し、新規輸出も5ヶ月連続の減少から増加に転じているが、その伸び率は小さく、需給の脆弱性が依然として存在することを示している。
物価の再上昇も見られ、投入コストは4ヵ月ぶりの増加を示し、これは原油価格の上昇や食品価格の上昇と関連しているとされている。
販売価格も3月以来、上昇している。S&Pグローバル社によると、このセクターの回復の兆しは需要の改善を反映しているが、雇用の持続的な減少や完成品在庫の増加など、課題も残されている。
同社のエコノミクス・ディレクターであるアンドリュー・ハーカー氏は、同国製造業PMIの最新データが製造業の健全性の回復を示しているが、需給環境がまだ脆弱であるため、セクターが完全に回復したとは言えないと分析した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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