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ベトナムの航空会社CA、大麻製品密輸で逮捕
<写真:Tuoi Tre>
韓国文化放送の報道によると、6日に同国の仁川警察署は大麻精油を密輸した疑いでベトナムの航空会社の女性客室乗務員2人を逮捕した。
同報道に対してベトジェットエアは、逮捕された客室乗務員2人は同航空の乗務員ではないと断言している。
バンブー航空は逮捕情報を把握しているが、当局からの検証情報を待っているとして、現時点では声明を発表していない。ベトナム航空は機能部門へ確認中であり、近日中に情報を入手する予定であるとしている。
また、各社の代表は「法的規制や労働規則に違反した個人は、規則に従って厳しく対処しなければならず、隠蔽はしない」と述べた。
逮捕された客室乗務員2人は3億ウォン(約3320万円)相当の大麻精油を化粧品容器に隠し、2023年4月から韓国に密輸していた疑いが持たれている。
警察の捜査結果によると、客室乗務員2人は1回の荷物につき約6万8000ウォン〜15万ウォン(約7530〜1万6600円)の報酬を受け取り、ベトナムから韓国へ商品を出荷していたことを認めているが、中に大麻が入っていたことは把握していなかったという。
逮捕された客室乗務員2人の他に、別の客室乗務員2人にも同様の疑いが持たれており、韓国の捜査機関はその2人の捜索を続けるとともに、他にも関係者がいるかどうかを調べるために捜査を拡大している。
韓国文化放送によると、客室乗務員の手荷物検査にはX線スキャナーによる検査が含まれているが、一般の乗客に比べて比較的簡易なものである。
仁川警察はベトナム人客室乗務員が副収入を得るため、ベトナムから韓国に物品を受け取る事例が以前からあったことを明らかにしている。
仁川国際空港の税関職員は事件発覚直後、韓国文化放送に対して、ベトナムの航空会社客室乗務員の手荷物検査を強化することを明らかにした。
また、ハンギョン新聞によると、韓国の警察は麻薬密売に関与した別の客室乗務員も発見し、国際刑事警察機構(インターポール)に捜査の調整を要請している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。